こんにちは。
eijiです。
今回は牛肉のモモにあたるシンタマ(関西ではマル)という部位について紹介します。
・シンタマという部位のこと
・4分割されたシンタマのそれぞれの名称と断面
それでは見ていきましょう。
シンタマって何?
シンタマとは、4つの牛モモの中の1つです。
【4つの牛モモ】
①ウチモモ
②シンタマ
③ランプ
④ソトモモ
関西ではマルと呼ばれています。
4つの牛モモの中で唯一いろんな表情を見せてくれるのがシンタマ。
いろんな表情ってなに?って思いましたよね。
シンタマは超霜降りから赤身まで、約10キロの1つの部位からさまざまな用途の牛肉が獲れる万能な部位なのです。
早速見ていきましょう。
シンタマの内容
シンタマは4つに分割できる部位でそれぞれが特徴を持っている珍しい部位です。
【シンタマの4分割】
①トモサンカク(ヒウチ)
②シンシン(マルシン)
③カメノコ
④マルカワ
①トモサンカク(ヒウチ)
トモサンカクはまるで特上カルビのような霜降りの部位です。
関西では火打ち石に似ていることでヒウチと呼ばれています。
モモということもあり、見た目ほどクドくない。
焼肉、ステーキにもぴったりですが、薄く切ってポン酢でさっぱり食べるのがgoodです。
②シンシン(マルシン)
シンシンはシンタマの真ん中に位置する芯の部分。
シンタマの芯でシンシンです。
なんとも言えない柔らかさと、旨味を楽しませてくれる知る人ぞ知る部位です。
お肉好きに聞く「お肉ランキング」(eiji調べ)では、必ず上位に出てくる人気部位です。
③カメノコ
その名の通り見た目が「亀の甲羅」に似ているのでカメノコです。
赤身中心で肉質は硬め、焼肉屋さんでは並ロースで提供されます。
④マルカワ
マルカワはシンタマのカブリ。
噛めば噛むほど旨味が流れ出てくる赤身の部位です。
肉質は意外に柔らかい。
筋が多くてさばくのは面倒くさいが、知る人ぞ知る玄人に愛される部位です。
焼肉用か切り落としが無難ですが、挽き肉にしてハンバーグにしても美味しいです。
まとめ
今回はシンタマの内容について紹介してきました。
【シンタマの4分割】
・トモサンカク(ヒウチ)
・シンシン(マルシン)
・カメノコ
・マルカワ
シンタマは、同じ部位の中でさまざまな用途に使える部位が入ってるので本当に万能です。
焼肉屋さんで、それぞれの部位を食べ比べてみてはいかがでしょうか。
あなたのお肉ライフが充実したものになれば幸いです。
それではまた。