![牛タン](https://karappo-age.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_0374-768x1024.jpeg)
焼肉屋さんにいったらまず何を注文しますか?
「とりあえず牛タン!」という方も多いのではないでしょうか。
今やかなり値段の上がった牛タンですが、相変わらずの人気です。
今回はそんな人気の牛タンを分割した場合、どんな名称になり、どんな食べ方がおすすめなのかを紹介していきます。
先に名称を紹介します。
【牛タンの分割名称】
・タンシン(芯)
・タンナカ(中)
・タンサキ(先)
・タンゲタ(下)
![牛タンの断面](https://karappo-age.com/wp-content/uploads/2023/05/1_0_phonto.jpg)
牛タンとは
![牛タン](https://karappo-age.com/wp-content/uploads/2023/05/2_phonto-768x1024.jpg)
まず牛タンの原体を紹介します。
牛タンとはその名の通り、牛の舌のことです。
もちろん1頭につき1本しかない超希少部位。
1本あたり約1キロしか取れず、皮は硬くて食べられないので除去する必要があります。
タンシン(芯)
![タンシン](https://karappo-age.com/wp-content/uploads/2023/05/5_6_IMG_8494.jpg)
その名の通り牛タンの芯の部分。
霜降りが多く、脂の甘みとサクサクした食感を楽しめる牛タンで最も美味しいとされている部位です。
焼肉屋さんでは「特上タン」や「上タン」などのメニューで提供され、最も映える牛タンの王様です。
主に焼肉ですが、ステーキ用にぶ厚く切ってゆっくり火入れしていくのも楽しいですよ。
タンナカ(中)
![タンナカ](https://karappo-age.com/wp-content/uploads/2023/05/6_7_IMG_8493.jpg)
タンシンとタンサキの間の部分。
硬すぎず、柔らかすぎず。
霜降りは少なめですが薄切りにすれば美味しい牛タンです。
主に焼肉用。
タンサキ(先)
![タンサキ](https://karappo-age.com/wp-content/uploads/2023/05/7_8_IMG_8492.jpg)
なんと言っても硬い。
ほぼ真っ赤で霜降りなし。
薄く切っても硬い。
その硬さの違いを楽しむ分には焼肉用で良いです。
でもそんな硬いタンサキにも1番輝ける場所があるのです。
それがシチューの中です。
よーく血抜きをして、よーく煮込めば、なんと不思議。
歯がいらないほど柔らかくなっているではないですか。
ぜひご賞味あれ。
タンゲタ(下)
![タンゲタ](https://karappo-age.com/wp-content/uploads/2023/05/8_9_IMG_8495.jpg)
あまり商品としてお目にかかることができないのが、このタンゲタ。
タンシンの下に位置しています。
このタンゲタとタンシンをつけた状態で「上タン」として販売している店も多いです。
![牛タン](https://karappo-age.com/wp-content/uploads/2023/05/0_4_phonto.jpg)
焼いて食べるとコリコリ食感がクセになりますよ。
用途としては焼肉でも良いですが、挽き肉の増量材としても使われることもあります。
もちろん「牛肉」ですからね。
まとめ
今回は牛タンの各部位について説明してきました。
【牛タンの分割名称】
・タンシン(芯)
・タンナカ(中)
・タンサキ(先)
・タンゲタ(下)
意外に知らない世界だったのではないでしょうか。
どこまでが「上タン」で、どこまでが「並タン」と言う明確な区切りはありません。
お店によってカットの仕方も様々です。
あなたの行きつけの焼肉屋さんではどんなタンを提供していますか?
あなたのお肉ライフが充実したものになれば幸いです。
それではまた。