こんにちは!eijiです。
いきなり質問です。
ステーキと聞いてどこの部位を思い浮かべますか?
ステーキといえばもちろんサーロインでしょう!
そう!多分ほとんどの人が「サーロイン」を思い浮かべていると思います。
これです↓
もちろん、ステーキには最適です!美味しいジューシー焼いてて楽しい!
見た目もさることながらその美味さでファンを魅了し、
ステーキの王として君臨、ステーキ界を牽引し続けています。
しかし今そんなステーキ界には、実力を持った猛者たちがそのトップの座を狙い始めているのです。
サーロインの王座はこれからも守り続けられるのか?
はたまた、実力をつけた猛者たちに奪われてしまうのか?
始まるんだよ!!!!ステーキの歴史上最大の!!!!”覇権争い”が!!!!
おっとワンピース好きがバレてしまいましたね。巻80参照です。
とにかくサーロインに変わるすてーきな逸材たちを紹介します。
1・トモサンカク(シンタマというモモの1部位)
2・イチボ(ランプというモモの1部位)
3・ザブトン(カタロースの1部位)
4・ミスジ(ウデの1部位)
5・カイノミ(トモバラの1部位)
どれもそれぞれの各部位の中ではエースと呼ばれる逸材たちです。
今回の大会はステーキとしての味、柔らかさ、霜降りのバランスなどを審査基準として判断します。
ちなみにサーロインの評価はすべて☆4つとします。
それではいきましょう!
霜降り超ド級 トモサンカク
霜降りといえばこのトモサンカクに勝てるものはいません!
細かな霜降りに肉色が浅く、霜降りが入りすぎてしまったものは倦厭されることも。
味はモモの部位ということで、割と淡泊です。
柔らかさは霜降りが多い分、筋が少ないのでとろける柔らかさ。
正直おすすめは4等級ですね。
でも1度は真っ白なトモサンカクを味わっていただきたいですね。
味:☆☆☆ 柔らかさ:☆☆☆☆ 霜降り:☆☆☆☆☆
モモの濃厚な味わいが楽しめる イチボ
最近ではイチボステーキはスタンダードな地位を確立しつつありますが、サーロインには及ばない感が否めません。
モモのランプという部位の1部分で、イチボは写真の上の部位です。
赤身と表現されるモモの部位の中でも比較的キレイな霜降りが入り、バランスが1番良い部位です。
食べると口いっぱいに旨味が広がります。
サーロインの隣に位置するランプなのでサーロインと霜降りが似ているのも特徴的です。
さっぱりとした口当たりの中に、存在感の強い旨味が魅力的なイチボです。
味:☆☆☆☆☆ 柔らかさ:☆☆☆☆ 霜降り:☆☆☆☆
見た目はカルビ 中身はロース その名はザブトン
カルビの記事でもロースの記事でもたびたび紹介してくるザブトンがここでも登場!
そうです。このザブトンは万能なのです。
カタロースという部位の1部分なのですが、カルビの皮を被ったロースという表現の方がマッチします。
とにかく何にでも使えて、ポテンシャルが高いです。
カタロースの記事が気になる方はこちら↓
味:☆☆☆☆☆ 柔らかさ:☆☆☆ 霜降り:☆☆☆☆☆
3つの筋が入り乱れ 霜降り抜群 ミスジ
ミスジは筋が3つ入り組んでいるので三筋です。
ウデの1部位としてステーキや焼肉用に台頭してきたのは最近でしょう。
昔はすき焼きや、しゃぶしゃぶでしか使えないスライス材として評価が高かったウデですが、今や分割をして、焼肉用やステーキ用で使われるスーパーマーケットや飲食店も多いのではないでしょうか。
キレイな霜降りを見てると絵画を眺めているような感覚に陥ってしまうのは私だけでしょうか?
味:☆☆☆☆ 柔らかさ☆☆☆ 霜降り:☆☆☆☆☆
カルビだけとは言わせないトモバラからの刺客 カイノミ
写真は焼肉用で、手前がカイノミです。
なんと言ってもヒレのお隣さんなので柔らかさがピカイチです。
霜降りも申し分ない。味も特級。
カイノミの悪口を言おうと思っても何も出てきません。
ただ、1つだけ言えるとしたら…
量が少ない。
カイノミは1頭あたり、5キロ程度です。
さらにステーキに取れる真ん中の部分だけで考えると、2キロくらいになってしまいます。
量産は不可能で、多くの人の口に入ることが叶わないのが残念なところです。
味:☆☆☆☆☆ 柔らかさ:☆☆☆☆☆ 霜降り:☆☆☆☆☆
まとめ
いかがでしたか?
今回は私がおすすめするステーキの部位5選を紹介してきました。
ステーキと言っても様々な部位が使われていることがわかりますよね。
【おさらい】
①トモサンカク(シンタマというモモの1部位)
②イチボ(ランプというモモの1部位)
③ザブトン(カタロースの1部位)
④ミスジ(ウデの1部位)
⑤カイノミ(バラの1部位)
まさかのトモバラから登場したカイノミが完全制覇をしてしまいました。
ただ、量が少ないので今後カイノミがステーキの王座に座ることはないでしょう。
しかし、他の部位も負けず劣らず評価の高い部位なので、今後の成長に目を離せませんね。
あなたの思い浮かんだステーキは出てきましたか?
霜降りを絵画のように見て楽しむ人が1人でも多くなるを祈っています。
それではまた。