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お肉のプロ
食肉卸歴13年の私がお肉のことで悩んでいる方に向けて発信しています。

選ばれる焼肉屋が行うランチェスター戦略 大手と個人の熾烈な戦い

はじめまして!
eijiと申します。
食肉卸歴13年の私がお肉のことで悩んでいる方に向けて発信しています。

こんにちは。eijiです。

今回は選ばれる焼肉屋ってどんな店なのか?と疑問に思い、書き始めました。

チェーン店から個人経営の店まで様々ありますが、私はどうしても個人経営贔屓になってしまいます。

「強い大手と弱い個人の戦い」

勝てるはずがないその勝負。

しかしそこにはまさしくランチェスター戦略が行われていたのです。

目次

大手では売れないものを売れ!

大手は仕入れの量が半端じゃないです。

質よりも量を集めるところから始まります。

量を集められるものを仕入れると言うのが正しいかもしれません。

何店舗もの量を仕入れるわけですから欠品させるわけにはいかないのです。

するとどうしても外国産でグレードが低いもの!(品質に問題はない!)を仕入れることになります。

グレードの高い物は発生率が低く、量も少ない。

一方、個人は量を気にする必要はありません。

とことん質に拘ることができます。

例えば「和牛A5ランク」とか「和牛黒タン」など和牛で統一することも可能です。

ここに個人の勝ち筋が見えます。

大手の薄利多売と個人の高利少売。

それぞれ全く違う客層になっています。

質より量、量より質。

個人はとことん質に追求することができます。

よって高級志向のお客様や、良いものを食べたい人の層を囲い込むことが可能になる。

チェーン店とは全くちがう客層で勝負することができます。

大手でできないことをやれ!

それはお客様との密着度です。

どうしても大手チェーン店だとアルバイトを雇い、お客様と接するのがアルバイト店員になってしまう。

お金を稼ぐためのマインドのアルバイトではお客様の求める要求に答えることが難しい。

しかし社長がお店にいる個人だと話は違う。

社長の顔が看板になっており、社長のファンが常連さんになってくれている場合が多いので、何かあったときはすぐ対応できるし、お客様の要求にも応えやすい。

しかしここにはデメリットも隠れている。

社長の引退で世代交代が行われると途端に客足が止まる場合がある。

次代の社長は日頃から接客を心掛ける必要がありそうですね。

まとめ

いかがでしたか?

個人店の戦い方はまるでランチェスター戦略だったのではないでしょうか。

しかしながらチェーン店と個人店それぞれに良さがあります。

チェーン店では広々とした大きな店で家族連れや学生のお腹と心を満たす。

個人ではいつもとちょっと違う空間で、高級肉とマスターとの会話を楽しむ。

それぞれが特性を生かし、焼肉という良き食べ物をこれからも継承していきたいですね。

書きながらよだれが出ている食いしん坊の私でした。

それではまた。

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