和牛って何？知られざる和牛の種類４つを解説

みなさんは肉と聞いて何を思い浮かべますか？

牛肉？豚肉？鶏肉？

最近はジビエと言う言葉も聞くようになりました。

僕は肉が大好きです！

その中でも和牛は最高です。

特に黒毛和牛は最たるもので、「見てよし、切ってよし、食べてよし」の三方よし状態です。

値段が高くて手が出ないよー！という声が聞こえてきますね。

そこで食肉卸歴13年の僕が解説していきます。

世間のみなさまは、和牛のことをわかっているようでわかってないと思います。

奥が深い和牛の世界を紹介します。

和牛って4種類もいるの？

ひとえに和牛と言っても、みなさんのなじみのある和牛は正確には「黒毛和種」と言われる和牛界のトップオブトップです。

１・黒毛和種（くろげわしゅ）

２・褐毛和種（かつもうわしゅ）

３・日本短角種（にほんたんかくしゅ）

４・無角和種（むかくわしゅ）

「黒毛和種」の特徴は、「サシ」と言われる脂肪交配が細やかで、まるでアートを見ているかのような陶酔感をもたらしてくれます。

良く聞く「A5」とは良いお肉の最高峰であると思われがちだが出荷頭数だけ見たら1番多いのが現実です。

先ほどの三方よしな和牛です。

「褐毛和種」の特徴は「サシ」が入りにくく赤身一辺倒。

肉本来の味を求めている肉好きが熊本や高知まで行って食べるほどです。

「日本短角種」とはこれまた赤身一辺倒。アミノ酸が多く含まれる。

食べた人は肉好きの称号を与えられそうなほど数が少ない。岩手が有名。

最後は「無角和種」。

これに関しては、見たこともなければ売ったこともない。山口県が産地と言うことだが、数が少なすぎて他県に流れてこない。

きっと美味いはず。

今回は和牛の種類について解説してきました。

【和牛の種類】

・黒毛和種

・褐毛和種

・日本短角種

・無角和種

見てもらったように黒毛和種以外なじみがないのは当たり前。流通している和牛の95％が黒毛和種なのだから。

逆に他の和牛を食べたことのある方は、超レアなので肉好きと誇るべきなのでは？

全部コンプリートしてる方は和牛博士の称号を与えます。

あなたのお肉ライフに刺激を与えられたなら幸いです。

それではまた。

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