今私は社会人13年目を迎えています。
私たちの仕事は営業とルート配送です。
売上は自分で獲りに行かなければなくなってしまう厳しい場所です。
これまで様々な後輩たちを見ていて気づいたことがあります。
いわゆる、できる人とできない人の違いです。
ではどんな人ができる人なのでしょうか?
結論をいうと、
できる人はとにかく元気!
そして好奇心旺盛!
さらによくしゃべる!
この3つとも持っているあなたは「できる人」にかなり近いですよ!
くわしく説明していきます。
新入社員の3種の神器 元気 好奇心 コミュ力
社会人なりたての新入社員は、何をすればよいかわかりませんよね?
よくある光景は、ただその場に立ち尽くしている。
手持ち無沙汰で、誰に声をかけて良いのかも分からず。
できる人はまず元気よく挨拶ができます。
できる人は分からないことを質問してきます。
できる人はどの人ができる人か見ればわかります。
そしてその人に近づき学ぼうとします。
そして最速最短の道を歩もうとします。
営業所内で気に入られ、お客様にも気に入られ(先輩社員との同行中でも)。
人が求めていることが分かる人、そしてそれを提供できる人、それが「できる人」です。
安心してください。
そんな新人ほぼいません。
3つとも持っている人はいなくても、2つや1つを生かせば必ずできる人になれます。
食肉卸の1日~出社から帰宅まで
私の仕事の1日の流れを紹介します。
まず朝に大型トラックが何台も来て、商品を納品していきます。
それらを定位置に日付を入れ替えながら片付けていく。
入庫が終われば、当日注文のところに電話をして今日の配達商品の注文を取りにいきます。(前日に注文を取れているところは注文帳に記入しておく)
その注文の電話の時にお勧め商品や、余り気味の商品の案内も忘れずに。
さあ、これから商品を大型の冷蔵庫、冷凍庫から下ろして出庫し、トラックに積んでいく作業の始まりです。
積み込みが終わると、注文を忘れずに積めているかチェックし、出発です。
近いルートや遠いルートがありますが、基本私は遠いルートです。
1件目まで1時間ちょい運転し、到着してから納品が始まります。
大きな声で挨拶をし、中に入っていきます。
今日使う商品は段ボールから出したり、ふたを開けておいたり、お客様が使いやすいようにしておく気遣いを忘れずに。
納品を終わらせ、今の売れ筋や、消費者の反応を見たり聞いたりして、次の納品の商品を決めたりします。
大きな差の無い国産豚や、輸入ポーク、輸入ビーフなどは注文を受けてそのまま持って行き納品するのが一般的です。
しかし国産牛や、和牛などの単価の高い商品で、1頭1頭差がある商品は、検品や見てから買うというお客様が多いです。
1日10件から20件の配達を終え帰社。
案内して余った商品などは再入庫して、集金の集計、次の日の注文取り、注文帳の記入、必要な物は発注書に記入、そして帰宅。
これが1日の流れです。
新規活動や、商談はこの流れのどこかに組み込んでいきます
元気が取り柄の人
アントニオ猪木が言っていました。
「元気があれば何でもできる」
元気が取り柄の人は、大きな声でその場を活気づけましょう。
その場の雰囲気を変えることができる人は、流れを変えられる人です。
「君を見てると自分も頑張ろうと思えるよ」
この言葉を引き出せたら勝ちです。
信頼を得るまであと1歩です!
好奇心旺盛な人
この人は興味が溢れてしまっています。
気になったことをそのままにしておくことができない人です。
質問攻めです。
肉屋さんは質問されることが大好物です。
自分の知識や、経験を語ることが何よりも大好きです。
教えてください!
この一言で何時間も捕まってしまうので気をつけてください!
でもそこで学んだことを生かし、行動し、そのお客様フィードバックすれば信頼を勝ち得ます。
コミュニケーション能力の高い人
この人は相手の立場に立って物事を考えられる人です。
相手が元気さを求めているなら元気さを!
共感を求めているなら共感を!
このカウンターパンチをもっている人は最強の人種と言っても過言ではありません。
しかし、この人の特性は慣れてしまうと頑張らなくなってしまうように感じます。
あくまで私の経験上ですが。
まとめ
食肉卸に限らず、様々な業界で新入社員の質が落ちてきていると言われている。
私はそうとは思わない。
まだ持っている力を生かし切れてないだけです。
そしてその能力を引き出させることができる人が「できる上司」だと思います。
できる上司を目指してこれからも頑張ります。
それではまた。